11月下旬にもなり、もうすぐ各大学の入試が始まっていきますね。
今回はその中でも神奈川大学の給費生試験について紹介したいと思います。
※当記事は大学の募集要項等を参考に作成しておりますが、入試・出願・締切日等の情報は必ずご自身でもご確認ください。
この記事をみてわかること
- 給費生試験とは?
- 給費生試験の仕組み
- 給費生試験の要項
- 給費生試験のポイント
神奈川大学の給費生試験とは?
神奈川大学の給費生試験とは、毎年12月に実施され、給費生として合格すると入学金や授業料など4年間で最大880万円が給付される試験の事です。
高校生にもわかるように言うと、
『本来大学に通ったときにかかるお金がほとんどかからない特待生のようなもの』です。
これで受かったら、親孝行で素晴らしいです!
入試の難易度としても、神奈川大学の2月の一般入試と同レベルですので、神奈川大学を第一志望としている生徒さんはぜひ受けることをオススメします!
給費生としてではないが、一般性としての合格もある!
この給費生試験の合格は2種類あり、
①給費生としての合格(入学金、学費等免除)
②給費生ではないが一般合格(入学金、学費等は普通にかかる)
となっています。
つまり、①で合格せずとも、②の枠で合格できれば、神奈川大学へ入学することができます。
ただ、他の大学を受ける場合には、次の入学手続締切日のことを考えないといけません。
科目、試験日、出願、合格発表、入学手続締切日
2025年度入試の試験概要としては以下のとおりです。
科目は下記の画像を参照してください。
引用:神奈川大学2025年度入学試験要項
※詳細については、神奈川大学HP(https://www.kanagawa-u.ac.jp/admissions/faculty/about_application/)の入学要項をご確認ください。
- 出願:11月27日(水)~12月5日(木)※消印有効
- 試験日:12月22日(日)
- 合格発表:1月12日(日)
- 入学手続締切日:〔第一次〕1月28日(火)、〔第二次〕3月7日(金)
- ※第一次は、入学金の支払いで第二次は、学費の支払いです。
ここで重要なポイントなのが、入学手続締切日が1月28日(火)となっているところです。
給費生試験は、他大学との併願は可能ではありますが、先ほどの「②給費生ではないが一般合格(入学金、学費等は普通にかかる)」となり、神奈川大学の合格をキープしたまま、他の大学を受験したい場合には、入学金(20万円)を納入しないといけません。
神奈川大学をキープしないのであれば関係ありませんが、もしも神奈川大学を保険として取っておきたい方は、親御さんとこの点についてよく相談しておきましょう。
学部別の合格最低点(給費生としてではなく、一般性としての合格)は以下の通りです。
学部別合格最低点
2024年度の入試結果から最低合格点(給費生ではなく、一般合格の枠)を見てみましょう。
学部学科によって差はありますが、大体50~70%といったところでしょうか。
こんな人に給費生試験を受けるべし!
- 神奈川大学を第一志望とする人
神奈川大学を第一志望とする人は必ず受験してください!
ここで合格することが出来れば、1月12日には合格が決まるので、気持ち的にもかなり楽ですし、共通テストや一般入試の受験料も浮かせることができます。
- 模試代わりとして受験したい人
この給費生試験に関しては、1月以降の共通テストや一般受験のウォーミングアップとして受験する人も少なくありません。
今まで模試を受けられなかった人や本番慣れしておきたい人は受けておくことを推奨します。
いかがでしたか?受けてみようかな、という人は一旦、過去問を解いてみると良いと思います。
◆過去問についての記事はこちら
以上が神奈川大学給費生試験に関する紹介です。
受験も残りあとわずかです。体調に気を付けつつ、頑張っていきましょう!